Going(2001-2005精選)

柚子( YUZU ) Going(2001-2005精選)歌詞
1.光榮之橋

誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった けれど確かに歩んで来た道だ
あの時想い描いた夢の途中に今も
何度も何度もあきらめかけた夢の途中

いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと…

悔しくて眠れなかった夜があった
恐くて震えていた夜があった
もう駄目だと全てが嫌になって逃げ出そうとした時も
想い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いて来た

悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある
さあ行こう 振り返らず走り出せばいい
希望に満ちた空へ…

誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった

いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと
終わらないその旅へと
君の心へ続く架橋へと…


2.Again

君が見つけた勇気の花
色褪せる事なく今も咲き続けてる
躊躇う風が吹き戸惑う雨が降り幾度となく踏み潰されても
決して枯れる事のなかった儚い花

それでも些細な願いも届かずに
信じる気持ちも持てなくなる夜もあるでしょう
そんな時はここにおいでそして大声で泣いてしまえばいい
時は流れあの日の悲しみでさえちっぽけだったと想える朝が来る

アゲイン 誰もがみんな一人ぼっちを抱きしめながら生きている
アゲイン 泥だらけの靴だって何度でも歩き出せるさ
君が君である為に わずかな光を頼りに
僕と共に行こうアゲイン

自分の弱さも認められずに
頑なな心に鍵をかけていた
いつのまにかここにあるものを無くしてしまう恐さに縛られたりもした
そこへ行くよあの日の自分でさえ君となら笑いとばせるさ

アゲイン 人は誰も癒えない痛みを胸の奥に抱えてる
アゲイン ひび割れてるグラスの中にも希望を注ぎ込もう
答えなんか無くても 小さな一歩踏み出した
君と共に行こう

街の音にかき消されていた夢
冬の空に溶けていった誓い
過ぎていった日々を
受け止められたのなら
明日へと心を繋ぐのさ…

アゲイン 誰もがみんな一人ぼっちを抱きしめながら生きている
アゲイン 泥だらけの靴だって何度でも歩き出せるさ
アゲイン 人は誰も癒えない痛みを胸の奥に抱えてる
アゲイン ひび割れてるグラスの中にも希望を注ぎ込もう
君が君である為に わずかな光を頼りに
僕と共に行こうアゲイン
新たな旅立ちへアゲイン…
アゲイン…


3.數到3

期待通りの雨に打たれ 成す術もなく立ちすくんでる
そう いつものことさ
そんな風にして少しずつまた救いようのない町の中に
今日も紛れ込んでゆく

軽はずみの言葉並べて
何が変わると言うのだろう?
路地裏のいつもの辺り 星のない空の下で

目をつぶったって 三つ数えたって
欲しい物はそこにないけど
ここに居るんだって 君が好きなんだって
意味のない事ばかりをいつもやってんだ

地下鉄に乗って人は動く それにつられて地球は回る
ちんぷんかんぷんどうかしてる
バカバカしくてやってられないから違う通りに逃げ込んでる
見つからない様にあっち向いてホイ!

生きてるって事履き違えて
数字にすり替えてゆくのなら
覚えた事を知ってゆく事を忘れたくもなるんだよ

目をつぶったって 三つ数えたって
欲しい物はそこにないけど
ここに居るんだって 君が好きなんだって
意味のない事ばかりをいつもやってんだ

だけど
調子はずれの日々 どしゃぶりの空
まだすてたもんじゃないだろう
他の誰かじゃきっとわからない
それをいつも探してるのさ


4.紫羅蘭

旅の途中僕等 時にはつまずいて
進む道が見えなくなる時もあるでしょう
不安や迷いは無いさ 出来る事が増えただけ
ささやかな光 昨日にバイバイ

踏まれては立ち上がる 君に憧れて 君になりたくて
僕ら行こう 自由の旅路へ この手を離さないで

花になろう 風になろう 君の瞳に映る景色
その全てが悲しみで滲む時は
空になろう 雲になろう そして君を照らす太陽
心の根が枯れてしまわぬように
僕は咲こう 君のそばで いつまでも 君のそばで

過ぎ去っていった恋や夢のカケラを見付けて
大切なもの どこにあるか分からなくなるけど
探してたものはわりと近くにあって
気付かずに通り過ぎていたんだ

立ち止まり 目を閉じて 凍えた手を隠しながら
振り返る交差点でそっと この手を離さないで

川になろう 雨になろう 乾いた街の中に一人
泪すら流れ落ちない時は
舞い落ちる 雪となり 君のもとに降り積もろう
同じような傷跡にそっと

花になろう 風になろう 君の瞳に映る景色
その全てが悲しみで滲む時は
空になろう 雲になろう そして君を照らす太陽
心の根が枯れてしまわぬように
僕は咲こう 君のそばで いつまでも 君のそばで


5.櫻木町

海沿いの道を 手をつないで歩いた
あの日の約束はもう叶わない夜空の星
通り過ぎてゆく 人も景色達も
気づいた時はいつもおいてけぼりになってた

季節変わり今も君の事 想い出してしまうけれど
何も無かったような顔して 今日も街に溶けて行く

さよなら もう新しい明日へ歩き出した
最後の強がり きっとこれが二人の為だよね?
待ち合わせ場所いつもの桜木町に君はもう来ない

大きな観覧車「花火みたいだね」って
笑った君の横顔 時間が止まって欲しかった

心変わり今は責めても 違う誰かの元へ
そしていつの日か忘れてゆく 君の笑顔も泪も

ありがとう さあ振り返らずに行けばいい
いつの日かまた 笑って話せる時が来るさ
初めて君と口付けた桜木町で最後の手を振るよ

変わり続けてく 見慣れてた街並も
だけど今も目を閉じれば あの日の二人がそこにはいる

繋いだその手をいつまでも離したくなかった
それでも行かなくちゃ 僕らが見つけた答えだから

さよなら もう新しい明日へ歩き出した
最後の強がり きっとこれが二人の為だよね?
待ち合わせ場所いつもの桜木町に君はもう来ない
初めて君と口付けた桜木町で最後の手を振るよ


6.幽默感

時々僕等はひどく落ちこんだりして
穴蔵の中に逃げこんだりしてしまう
モグラになってしまったら太陽さえも恐くなって
なかなかそこから抜け出せなくなるのさ

本当はそんなに難しくない話でさえも
迷宮入りの大問題になっているのなら

ちょっとしたユーモア ユーモア ユーモアでもって
笑い飛ばしてしまえる強さを僕等は持っていて
なんてことないアイデア アイデア アイデアでもって
潜りぬけていける賢さを僕等は持っているんだよ

小っちゃな事でいたく傷ついたりして
誰の言葉も聞きたくない時は
扉に鍵をかけちゃえばそれですむ事なんだけど
気付いたらいつも一人ぼっちになっちゃう

きっかけはそんなに大したモンじゃなかったのに
こんがらがった大事件になっているのなら

ちょっとした勇気 勇気 勇気でもって
小さな一歩踏み出す力を僕等は持っていて
なんてことないチャンス チャンス チャンスはいつも
ありふれた日常の中に転がっているんだよ

なげいてばかりいるのがカッコ悪く想えたんだ
僕等そんなにヤワじゃない 笑おう…

ちょっとしたユーモア ユーモア ユーモアでもって
笑い飛ばしてしまえる強さを僕等は持っていて
なんてことないアイデア アイデア アイデアでもって
潜りぬけていける賢さを僕等は持っているんだよ


7.興趣的範圍

友達はいつでもいいもんだ あんな事やこんな事
一緒にだったらコワくない だってオレ達ずっと友達だろ?

シュミのハバとかを広げよう だってみんなもやってるし

あぶない橋だって事はわかってはいるんです
でもあたりさわりなければ誰にもメーワクかけないし

無意味のイキを越えて ついに静かに覚醒(めざめ)る

おーいどうしたんだい!? 流行の事はわからないが
ただカッコ悪い事だってくらいわかってるさ

がんばれなんて言われたら がんばりたくもなくなるし
アレしろコレしろ言われるから アレもコレもしたくないんだよ

たいそうなへりくつを並べて それが今のやり方

あぁつまんねぇなぁ 何かいい事もないまんま
そうだ そうしよう 今は風に吹かれたいから

むしろやる気はある方で やるべき事がわからない

そりゃそうだろう 誰も教えちゃくれないさ
そこから先の道の上を歩き出せばいい
そうだ そうだろう? 君が君でいてくれるから
そうだ そうなのだ 僕が僕らしくいられるんだ


8.3號線

どうにかなるさってカッコつけて楽してても
いつか決まってやって来るのは総決算

先週この間なんて話にらちあかず
最終的にはごった返しの3番線

あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで

中途半端に生きて行くって言った奴が
コネをこねくりまわしてこれでも電柱マン

上から見下ろす景色はさぞかし綺麗だろう
人を人と思うだけで人は変わるのに

あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで
あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで
最終的にはごった返しの3番線


9.青

泪が溢れて
途方にくれた夜に
さしのべてくれたあなたの温もりを
僕は忘れはしない

冬の空の下 凍てつく寒さの中で
今もまだ疼いてくる
いつかの傷跡

強い北風が吹いて
僕は吹き飛ばされそうで
それでも胸の奥で
あなたの名前を何度も何度も叫んだ

泪が溢れて
途方にくれた夜に
さしのべてくれたあなたの温もりを
僕は忘れはしない

激しい雨に打たれて
びしょ濡れになった心が
蝕まれそうでも
あの日の誓いを繰り返し繰り返し噛みしめた

いつの日かあなたが僕と同じような
悲しみに出会ったその時は
どうかこの歌を想い出してほしい

締めかけていたやりきれなかった朝に
そっと微笑んだあなたの優しさを
今も忘れはしない

泪が溢れて
途方にくれた夜に
さしのべてくれたあなたの温もりを
僕は忘れはしない…


10.行人優先

つなぎとめた心の行く先を見つめて
突き抜ける様な空を見る

つないだ手の温もり 忘れない様に
ポケットにしまって 今ここに居るから

遠ざかる町の灯を見送って 今日が行き過ぎた
確かなものだけをその両手につかみたいから

あとどのくらい行けば あの日にたどり着く?
振り返れば 遥か遠く

果てしなく続く道 走り出す勇気を
忘れはしない すぐに間に合うはずさ

素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう
不安なんていらないさ
目を開けて 絶えず進め

希望って奴をいつだって信じたいから

追いかけてた昨日の置き忘れた足跡
超えてゆく様に 一歩ずつ歩いてゆく

素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう
不安なんていらないさ 目を開けて
全ては始まりと終わりを 繰り返しながら
茜色に染まる空の向こうへ
絶えず進め 前に進め


11.夢的地圖

あの日描いた夢の地図見つからなくても
もっと素敵な夢を君と描けばいい

くたびれた襟 ほどけた靴ひも直して
語るがたる言葉はなんか味気ない
B級雑誌の袋とじを開封(あけ)た時の
なんとも言えない空しさは募る 募る
まぁそう言うなって わかんなくもない
けどあきらめるにはまだ早すぎないかい?

一日の大半を携帯電話と
にらめっこしながら過ごすよりも
ほんの少し顔上げ見上げてみりゃ
ビルの間にも美しい空はある
こんなはずじゃ なかったのに
でもくすぶってんなら旅にでも行こっか

あの日描いた夢の地図見つからなくても
もっと素敵な夢を君と描けばいい
嘆いてばかりいながら年取るより
モノクロームな世界にも色を付けてゆこう

クリック一つで何でも手に入るけど
実は何も手に入ってない気もしたりしてる
テレビゲームの中で誰かをやっつけたって
痛くも痒くもない ましてやヒーローでもない
いろんなこと 忘れてくよ
でも大事なモンまで捨てちゃいないかい?

片意地張って強がって生きてくより
泣きたい時はこっそりと泣いてしまえばいい
しかめっ面な自分が嫌になったら
またここにきて大声で笑い飛ばせばいい

ちょっとまって深呼吸
立ち止まって目を閉じて
いつも通りやればいい 心の準備できたら行こう
HEY! HEY! HEY! HEY! スタートの合図だ

あの日描いた夢の地図見つからなくても
もっと素敵な夢を君と描けばいい
嘆いてばかりいながら年取るより
モノクロームな世界にも色を付けてゆこう
ラララ…


12.呼吸

君はまた傷を負う
絶え間なく続く道の途中で
深い霧閉ざされた
作られたその優しさも
ちらかったままのテーブルの上
創造なんていつも曖昧だ

いつだって どこだって
君と居たい
ただそれだけ
たったそれだけの事なのに

幸せをくれないか
僕を満たすそのぬくもりを
僕は行く君とともに
振り向かずただ前を見て
走り出したあいつのせいかい?
夢の終わりなんてそんなもんだ

どこまで 行けばいい
嘘の無い
その一瞬が欲しかっただけなのに
いつだって どこだって
君と居たい
ただそれだけ
たったそれだけの事なのに


13.直到重逢的那一天

青い空 白い雲 勇気をもって踏み出そう
想い出すと笑いあえる 楽しい想い出
大好きなみんなの笑顔が宝物
強いきずなを 僕は忘れないよ…
またあえる日まで 夢を忘れずに
変わらないままで ずっといようよ
またあえる日まで 夢を叶えよう
信じる事が 心をつなぐ

自分を信じて 一歩進めば何かつかめるさ
少し夢を大きくして 君は一人じゃないから
一生に一度の宝物
さみしいけれど 泪ふいて旅立とう…
またあえる日まで 流れ星に願った
飾らない心で ずっといようよ
またあえる日まで 輝く星に誓うよ
出逢えた事を忘れはしない
またあえる日まで…


14.1

さあ行こう 走り出した
列車に今飛び乗って
遠ざかる誰かの声
消えはしない孤独と共に

激しい向かい風
その先にある明日
輝かしい過去でもなく
ここにある今は君と僕だけのもの…

そうさ
Wow 僕等は1つ
Wow たった1つの
誰にも奪う事など出来ない かけがえのない1つの命

繰り返す 争いの果てに
手にしたものは 知らぬそぶり
不可能な未来でもなく
ここにある今は君と僕だけのもの…

そうさ
Wow 僕等は1つ
Wow たった1つの
それぞれに意味を与えられた 希望を灯す1つの命

さあ行こう 走り出した
列車に今飛び乗って

そうさ
Wow 僕等は1つ
Wow たった1つの
誰にも奪う事など出来ない かけがえのない1つの命
希望を灯す 君だけの1つの命


15.GOING HOME

どれくらいの時間が過ぎたろう どれほどの泪を流したんだろう
通り過ぎてった幾つもの足跡 行くあてを探す度立ちつくす
夢を見ていたあの日の僕等 それだけでただ明日はやって来て
小さく強く光るそんな光を ずっと追いかけてただけだった

町外れの遠い記憶が 泪でかすんでた
もうだめだと思ったその時 想い出すのはいつかの帰り道

すべてなくしてもまた始めればいい
こぼれそうな泪を拭いて 目を閉じればあの日と同じ空が見える
GOING HOME 瞳を閉じて GOING HOME 泪を拭いて
GOING HOME 君の心へ GOING HOME

繰り返されていく日常の風 変わり続けていく街の景色
どこまで行けば辿りつけるだろう 今もまだ僕等旅の途中

また一つずつ 募る寂しさを 踏みしめて歩き出す
いつかきっと またあえるその日まで サヨナラはしまっておくよ

いつの間にか手にしたものもあるけど
かけがえのないものは たった一つこの手の中に今も抱きしめてる
GOING HOME

すべてなくしてもまた始めればいい
こぼれそうな泪を拭いて 目を閉じればあの日と同じ空が見える
GOING HOME 瞳を閉じて G0ING HOME 泪を拭いて
GOING HOME 君の心へ GOING HOME
GOING HOME・‥